バストに良い食品

バストに良い食品や食材はありますか?

バストに良いとして有名なのが、鶏肉・大豆・キャベツではないでしょうか。

鶏肉は、バストに必要不可欠な動物性タンパク質で、お肉の中でも特に鶏肉は、胸の大きな女性が好む傾向にありますね。
良質な脂質やコラーゲンの豊富な皮の部分や手羽先などを食べると良いかと思います。

体重が気になってお肉は避けたい、という方には、植物性タンパク質がおすすめです。
特に大豆製品。
大豆には良質なタンパク質の他、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンや豊富なミネラルが含まれているので、バストにはとても良い食品と言えます。
豆乳は吸収率も良くおすすめですが、豆腐やきなこ、湯葉などでも良いでしょう。

もう一つ、胸に良いとされているキャベツですが、これはキャベツに含まれるボロンという成分が有効です。
ボロンは私たちの身体に欠かせないミネラルですし、女性ホルモンの血中濃度を高く保つ働きがあります。
このことから、バストに有効とされているわけですね。
ボロンが含まれる食品はキャベツの他に、リンゴ、梨、桃、ブドウや、ワカメや寒天などです。

この中のどれか一つを食べればいい、というのではなく、身体には様々なアミノ酸やビタミンも必要です。
上に紹介した食材を意識しつつ、バランスのとれた食事をすることが大切です。



外向きバスト

外向きバストは治りますか?

出産し授乳するときのことを考えると、バストは少し外向きになるのが自然の形ですが、外向きの胸に悩む方も多いようですね。

外向きバストには、上に書いたような生まれ持った要素のもの加齢などによる形の崩れからくるものの2タイプが考えられます。

若い方、まだ10代~20代前半の方は前者のタイプであると思います。
その場合は、下着で調節することできれいなラインを出すことが出来るでしょう。
外向きバストにはL字ワイヤーのブラが向いています。
外から内側へ寄せて谷間を作る効果が高いですし、中央部にワイヤーがないので痛くなりにくいですよ。
またはお店の方に相談すると、胸の形に合わせたものを提案してくれるはずです。

後者、加齢などによる外向きバストも下着である程度整えられますが、それでは根本的な解決になりません。
そのままにしておくと歳を重ねるごとにバストが崩れてしまうでしょう。

そもそも、バストが崩れるのは筋力や靭帯の衰え、皮膚の老化などによって、バストの脂肪を美しい位置でキープできなくなる事に影響しています。
筋肉や皮膚などの支えがなければ、脂肪は重力に従って下や横に流れてしまうのです。
その一つの表れが、外向きのバストと言えるでしょう。

つまり、胸を支えられるように筋力を付ければ、ある程度この老化現象に対抗することが可能です。
バストのすぐ下にある大胸筋、その内側にあって胸を釣り上げてくれる小胸筋を鍛えれば、下垂や横流れを防げます。
さらに、首筋から背中に広がる僧帽筋や肩の三角筋を鍛えて美しい姿勢を作れば、胸を広げつつバストを上向きに支えられます。

もう一つ、バストを包む皮膚も大切な要素です。
肌のハリが無くなるとバストラインも崩れがちになりますから、美容液やサプリメントでコラーゲンなどを補うと良いでしょう。

また、バストマッサージも有効です。
マッサージすることでリンパや血液の流れが良くなるので、乳腺に働きかけたり肌のハリを良くしたりといった効果が得られます。
特に外向きバストには、バストの位置を整えるマッサージが効果的です。
すぐに劇的な変化はありませんが続けることで少しずつ形が変わるはずです。



出産とバストの関係

出産したらバストは垂れやすくなりますか?

出産したらバストは垂れるのかどうかですが、個人差もありますが、垂れる方が多いようですね。

まず、妊娠すると女性のバストは発達して大きくなります。
これは赤ちゃんを育てる、授乳のためです。
その為に女性ホルモンの働きが強くなり、乳腺が発達します。
乳腺は発達すると周りに脂肪を集めていきますから、ぐんとバストが大きくなるのです。

そして授乳が終わると、乳腺の働きは弱まり集まっていた脂肪は無くなっていきます。
つまり、大きくなっていたバストが小さく戻ります。

この時、ただ妊娠前の状態に戻るのなら「垂れ」の心配はいらないのですが、バストが大きくなる分、重さも増しますから、垂れやすい状態になりますし
大きくなって戻るというバストの急激な変化に皮膚が対応しきれず、弛んでしまうこともあります。
また、胸を支える筋肉や靭帯も重さによって伸びてしまうこともあり、特にクーパー靭帯は一度切れたり伸びたりすると戻らないので、そのまま垂れに繋がってしまいます。

バストの位置が下がるとデコルテのラインがこそげてしまい、余計に胸が小さくなった、形が悪くなったと感じることもありますし
妊娠・授乳中は一時的にバストが大きな状態なので、その落差から余計に、胸の崩れを感じるということもあるでしょう。

こういうわけで、産後はバストが垂れてしまうのです。
中には「母乳で育てると胸が垂れる」などという方もいますが、上に描いたような仕組みで垂れてしまうので、出産をする限りは母乳でもミルクでも変わらないかと思います。

このような事態を防ぐためには、常日頃のバストケアが大切です。

大きくなる胸を支えられるように、大胸筋や首筋の胸鎖乳突筋を鍛えます
クーパー靭帯もマッサージやエクササイズで柔軟に、そしてハリのある状態を保つことも大切です。

他にも、姿勢を良くするとか、きちんとサイズの合った下着をつける、
食事内容を見直すなどの心がけをすれば、産後のバストの垂れを最小限に抑えることが出来るでしょう。

また、これらのケアは産後、既に垂れてしまったバストにも効果があると考えられています。
最近はマッサージなどのバストケアに詳しいマニュアルを販売するサイトもあるので
参考にして対処すれば、綺麗なバストをキープできるかと思います。



バストアップとマッサージ

バストアップのマッサージは効果がありますか?

マッサージすることでバストアップすることはできます。

最近ではTVや雑誌でもバストアップのマッサージが紹介され、その効果の検証もされていますよね。
それらを見ると、実際にAカップの方がCカップに、といった感じで1~2サイズ上のカップになっているものが多いです。

ただ、これは正しくマッサージを行った場合です。
闇雲に揉んでも、胸は大きくなりません。
それどころか反対に小さくなってしまったり形が悪くなってしまうこともあるので、マッサージには注意が必要です。

胸は脂肪で出来ていますよね。そしてその脂肪は、柔らかくすることで燃焼しやすくなります。
つまり、ヘタに揉んでは胸の脂肪から優先的に燃焼してしまうわけです。
そして結果、小さくなったり形が崩れたりしてしまいます。
また、バストを支えているクーパー靭帯も、強く揉むことで伸びてしまうことがあります。
クーパー靭帯は一度伸びてしまうと修復することが出来ず、胸が垂れてしまいます。

これらの点に注意して正しい方法でマッサージすれば、バストアップ効果が得られるでしょう。
マッサージ方法は本やDVDなどで紹介されているものが多く、色々な種類があります。
「大きくする」「柔らかくふっくらさせる」「上向きにする」など、少しずつ効果も違うようです。
中には「胸を小さくする」マッサージもあるので、自分の理想の胸に合わせて行うと良さそうですね。

どのマッサージにも言えるのが、継続が大切ということ。
一度大きくなったからと辞めてしまうと、また元の状態に戻ってしまいます。
大きさをキープするには、毎日のマッサージが必要です。
とはいっても、それほど時間もかからないので習慣化してしまえば苦にはならないでしょう。

理想のボディラインに向けて頑張ってくださいね!



バストと遺伝の関係性

バストサイズは遺伝しますか?

バストサイズは多少、遺伝の影響を受けます。

しかし胸の大きさを決める大きな要因は、乳腺や胸筋の発達具合なので、ほとんど遺伝は関係がないとも言えますね。
私自身、母はとっても慎ましやかな胸をしていますが、私はそこそこに成長しました。
また、それとは逆のパターンの方や、姉妹で胸の大きさが全然違うという方も多いことでしょう。
このことからも、バストサイズと遺伝の関係は薄いと言えると思います。

もし親子や家系で胸の大きさが似るとすれば、それは遺伝よりも生活習慣や胸に対する意識の影響が大きいのではないでしょうか。
例えば、猫背だと胸郭を狭めて胸を落とす原因になってしまいますし、胸が大きくなる時期にブラジャーに無頓着だと胸の発育を妨げてしまうことになります。
また、乳腺を発達させる女性ホルモンや成長ホルモンの分泌量も、食生活や運動量によって変わってきます。
さらに、リンパや血液循環はバストの成長にも影響があり、これらも普段の姿勢や生活によって左右されます。
つまり、バストサイズは生活習慣の影響下にある、というわけです。

肥満も遺伝要素がありますが、それよりも生活習慣の影響が大きいですよね。
太った人でも、食事や運動量を改善すれば痩せられるのと同じです。

もしバストサイズに悩んでいるのなら、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。