脂肪が多いとバストにハリが出ますか?
バストのハリは太って脂肪がつくと良くなるものでしょうか?やっぱり年をとるごとになくなっていくものなのでしょうか?
バストのハリが無くなる要因は色々です。バストを形成する乳腺組織、バストを支える胸筋や靭帯、肌などの要因が絡み合っているわけです。
ですから、ただ太って脂肪を付けただけではハリは戻りません。
脂肪は柔らかく流れやすいものですから、どんなに脂肪があってもそれを支える土台がなければ、バストは下垂してしまうだけなのです。
そしてその土台は加齢とともに少しずつ衰えていますから、鍛えたり守ったりとケアしてあげることが、バストのハリキープにつながります。
まず鍛えやすいのはバストの土台、胸筋です。
腕立て伏せや「合掌のポーズ」などで少しずつ鍛えましょう。
猫背の方は自然と胸筋が緩んでしまうので、姿勢を正すことも重要です。
胸を張るように姿勢を正せば、自然と胸筋も使われますのでバストも上向きになるはずです。
次に気を付けたいのは下着。
きちんとバストに合ったものを正しく付けていなければ、日々の身体の動きや重力がバストにダメージを与えてしまいます。
特にクーパー靭帯は一度損傷すると再生しませんから、ブラでしっかり守ってあげましょう。
また、ノーブラでいるとバストの脂肪がサイドに流れて、サイズダウンにもつながります。
なるべくノーブラは避け、夜眠るときにもナイトブラを付けるようにすると良いですね。
もう一つ、ハリキープに効果が高いのがマッサージです。
マッサージは血行やリンパの流れを良くして、老廃物を流してくれます。
そして胸筋や靭帯、肌と、バストに酸素や栄養をいきわたらせることが出来るので、バストは健やかな状態に。
そうすればエクササイズの効果も反映されやすくなりますし、肌のハリも良くなるわけです。
マッサージにはオイルやクリームなどを使うと良いですが、特に保湿効果の高いものがおすすめです。
洗顔後に使う化粧水やローションも良いでしょう。
それというのも、お肌のハリのため。
顔の場合、肌の乾燥はしわやたるみの原因となりますよね?
バストでも同じことが言えるのです。
美しい胸元のためにはスキンケアも大切。
マッサージと共に保湿を行い、常に潤いがあるようにしましょう。
さらに言うと、水を飲むのも効果的。
お肌はもちろんですが、水分補給は老廃物を排除し血液循環を良くしますから、体の内側からのバストケアにもつながっています。
簡単に説明しましたが、より詳しいバストケアは市販のマニュアルやDVDが参考になるかと思います。