胸の脂肪がまわりに流れる

ノーブラだと、胸の脂肪がまわりに流れやすくなりますか?

外出時以外はノーブラ、という女性は結構多いですね。
バストメイク力の高いブラジャーは締め付けが苦しかったり、肌が擦れて色素沈着を起こしたりという問題もあるので、なるべく家では外してしまいたい、とう気持ちはわかります。
しかし、バストのためを思うならノーブラはお勧めできません

バストは重力を受けていますし、立ったり座ったりといった身体の動きに合わせて揺れています。
これらの負荷は、バストの横流れや下垂の大きな原因です。
この負担に対抗してバストのきれいなラインを守るのがブラジャーの役目。
つまり、ノーブラでいるとバストの脂肪はワキや下に流れて行ってしまいやすくなるわけです。

特に日本人は、欧米人に比べて胴体が楕円をしている骨格のため、ボディの前が広く、それに伴ってバストも横に広がる傾向があるので、なるべくブラで横流れを防いであげると良いでしょう。

もし普段使いのブラの着け心地が悪い、長時間着けていられないという感じなら、サイズや形があなたに合っていないのかもしれません
あるいは、着け方が悪いのかもしれません。
きちんとフィットするブラを正しく着けなければ、ブラをつけていても逆にバストの形を崩す原因となってしまいますから、ランジェリーショップで相談してみるのが良いでしょう。
または、家ではワイヤーの入っていないリラックス系のブラを選ぶのも良いですね。

自分のバストや生活に合ったブラをして、バストを守ってあげてくださいね。



ノーブラだとバストは垂れやすくなる?

ノーブラのままでいるとブラをしているよりバストは垂れやすくなりますか?

ノーブラのままで過ごしていると、きちんとブラをつけている方より胸が垂れやすくなります。垂れやすく、というか確実に垂れてしまうでしょう。

バストの垂れには筋力の低下、クーパー靭帯の伸び、皮膚のたるみなど様々な要因がありますが、根本にあるのは重力です。
バストは常に重力によって下に引っ張られています。
それでも垂れないのは、筋肉や靭帯、皮膚が支えているからです。
それらの力が衰え、重力に逆らえなくなってくるとバストはどんどん垂れてしまうわけです。

筋肉は鍛えられますが、鍛えられないクーパー靭帯や皮膚は大切にしなくてはいけません。
特に、クーパー靭帯は一度伸びてしまうと戻らないので、伸びきってしまわないように負荷を抑える必要があります。
その為に、ブラで重力に対抗するのです。

また、人は立っているだけでなく、前屈みになったり横になったり、あるいは走ったりジャンプしたりと、常に動いていますよね。
そしてバストも、同じように動いています。
特に脂肪が多いバストは柔らかく、体の動きに影響されやすい部位で、ジョギングをすると平均9cmも上下に揺れるというデータもあります。
ブラは重力だけでなく、このような胸にかかる動きや負担からもバストを守ってくれるのです。

そういうわけで、以上の負荷がダイレクトに胸にかかるノーブラは、ブラをしている場合よりも胸が垂れやすくなります。

バストの垂れを防止するためには筋トレやマッサージなどの方法もありますが、
最も基本的なのは「サイズの合ったブラをすること」です。
お店できちんと採寸・試着をして、身体と胸にあったブラをつけるようにしましょう。



睡眠時にブラジャーは必要?

寝る時もブラジャーはした方が良いですか?

結論から言えば、寝る時にもブラはつけた方が良いです。

寝ている間はうつぶせの姿勢になったり、横を向いたりと何度も寝返りをうちますね。
仰向けに寝ているときでも、胸は重力に引っ張られて横に流れてしまいます。
そんな動きを繰り返していると、クーパー靭帯が伸びて垂れなどの原因になってしまうわけです。
日中より激しい運動はないからそこまで・・・と思う方も多いかもしれませんが、
夜寝ているときは、起きているときとはまた違った方向から重力を加えられますから、やはりブラで支えてあげる方が良いでしょう。

しかし、就寝時に日中と同じワイヤー入りのブラはおすすめできません
寝返りなどでブラがずれ、しかもそのまま変なかたちでバストを圧迫してしまうことを考えると、逆効果です。
また、24時間締め付けていると、色素沈着や皮膚の凹凸などで、ブラの跡がついてしまうこともあるでしょう。
寝ている間も体を締め付けてしまうので血行が悪くなり、胸だけでなく体全体に悪い影響があります。

ですから、ノンワイヤーブラなど締め付けが少なく、それでいてある程度の補整力のあるブラをつけると良いでしょう。
特におすすめなのは寝る時専用のブラです。
寝る時の姿勢などを意識して開発されているので、着け心地も良く、横になった時の胸をしっかりサポートしてくれます。
色々なメーカーが販売しているので、好みに合わせて試してみてはいかがでしょうか。



ダイエットしても胸が小さくならない方法

ダイエットしても胸が小さくならない方法はありますか?

ダイエットをしたら、基本的には胸が小さくなります。
それは、身体が「ここだけ」と決めて脂肪を燃焼させられないからで、
ダイエットをして脂肪が少なくなるということは、必然的にバストの脂肪も燃焼されてしまうわけです。

しかし、それを防ぐ方法はいくつか考えられます。

一つは、バストを揺らさないようにすること。
ダイエットは多くの方が食事制限や運動で脂肪の燃焼に働きかけるのですが、脂肪は「揺らすなど刺激を加えると燃焼されやすい」という特性があります。
これにより本来は、揺れやすいバストは一番に小さくなってしまう部位なのです。
ですから、運動するときにはバストが揺れないように守ってあげると良いと言われています。
ちなみに運動などによる過度なバストの揺れは、胸を支えるクーパー靭帯を伸ばしてしまうこともありますから、バストの形といった面からみても、きちんとスポーツブラなどで胸を守ってあげると良いですね。

もう一つは、ダイエットと並行してバストアップを図る、というものです。

上で説明したように、身体はバランスよく全身の脂肪を消費しようとしますから、揺らさないようにしていても、バストの脂肪もいずれは燃焼されてしまいます。
少しもバストを減らさずにダイエットする、というのは難しいでしょう。

そこで、バストアップです。
ダイエットと合わせてバストアップをすることで、元と変わらない胸を維持することが可能ですし、痩せてアンダーバストが細くなれば、グッとカップ数が上がることも考えられます。

バストアップには色々な方法がありますが、まず気にしたいのは、乳腺の存在です。
バストは脂肪だけで出来ているのではなく、その大きさには乳腺が大きく関わっています。
生理の前に胸が張るということがありますよね?
あれは女性ホルモンの働きによって乳腺が活発になるために起きることなのです。
つまり、乳腺が活発になればバストが大きくなるわけで、そのためには女性ホルモンが大切です。

女性ホルモンを活発化させるためには、規則正しい生活とバランスのとれた食事が大切ですから、過度な食事制限によるダイエットは禁物です。
また、ストレスもホルモンを乱れさせてしまいますので、リラックスタイムを持つようにしましょう。
他には、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンなどを摂取する、バストマッサージをするにも効果的です。
リラックスしながらマッサージをすればより良い効果が得られますね。
「恋をする」のも大きな影響がありますので、トキメキを大切にするのもバストアップにつながりますよ。

合わせて、胸筋・背筋を鍛えて姿勢を正しくするなどのエクササイズをダイエットに組み込んでいけば、バストの大きさを維持しながら痩せることが出来るでしょう。



大きなバストを小さくする方法

大きなバストを小さくする方法はありますか?

バストが小さくて悩む女性は多いですが、同じように、バストが大きくて悩む女性も多いのですよね。
着たい服が着られない、太って見える、バストが重い、人の視線が気になる・・・
悩ましいものです。

さて、バストを小さくする方法としては
・ダイエット(運動)をする
・マッサージをする
・美容外科手術を受ける
といった方法が挙げられます。

まずダイエット。胸は脂肪が多いので、痩せれば小さくなると考えられます。
しかしここで注意が必要なのは、痩せる=アンダーバストも細くなる、ということです。
バストのカップはアンダーとトップの差で出しますから、アンダーバストが細くなった結果、F70からG65のように、ダイエット前よりサイズがアップしてしまうことも考えられます。

ですから、胸の脂肪が優先的に燃焼されるようにする必要があります。
脂肪が燃焼されるためには、近くにある筋肉が動くというのが効果的です。
ですから、バストの下にある胸筋を動かすようなエクササイズを取り入れましょう。
ダイエットでバストを小さくする場合、垂れるなどバストが崩れる可能性もありますから、それを防ぐためにも胸筋を鍛えることは大切です。

また、脂肪は揺れるなどの振動があると分解されやすくなりますから、ランニングや水泳など、バストに振動のある運動は、胸の脂肪が燃焼されやすくなります。

これらを意識してダイエットを行うと良いでしょう。

次にマッサージですが、これは上に書いた振動と脂肪燃焼に関係があります。
エステサロンで痩身マッサージというものがありますよね。
これは、脂肪を柔らかくして分解されやすくするという効果があるものです。
同じように、バストを揉んで脂肪をほぐしてあげることでバストの脂肪が分解されやすくなり、小さなバストに導くことが出来ます。
このマッサージは運動と合わせて行うとより効果的です。

また、マッサージすることで血行が良くなり、余分な水分や老廃物を排泄することが出来ます。
むくみやすい、冷えやすいといった方は、この効果でもバスト周りがスッキリするでしょう。

最後の方法として、美容外科手術があります。
手術の手法は胸の状態により様々ですが、どれも高い技術が必要なのだそうです。
また、傷が残ってしまうのがデメリットですね。
しかし最近は悩める女性が増えているのか、少しずつ症例が増えているようです。

最後に、例外として「バストを小さく見せる」ブラを紹介しておきます。
日本にはまだ商品が少ないようですが、国内メーカーでも胸を小さく見せるブラが発売され、ヒットしたと話題になりました。
このようなブラを選ぶというのも、悩みを解決する一つの方法でしょう。